2009年8月29日土曜日

SnowLeopardでさらに進化!!Bootcampドライバ詳細

既にあちこちでブロガーの方々がレビューを書かれているMac OS X 10.6 (Snow Leopard)ですが、Appleの見せてくれる正統進化はOS Xのチューンナップのみには留まりません。

一昨年前のLeopardから公式対応が決まったBootcampですが、Windowsを(ハードとしての)Macにインストールする時、当然ドライバの問題が持ち上がってきます。β版の時から純正ドライバは徐々にアップデートされていたようなのですが、昨晩Windowsをクリーンインストールして改善されたことを体感したので、ここで少しまとめてみたいと思います。
(2009年8月現在のインストーラーのバージョンは3.0です。)

・バージョン2.1までの機能変遷一覧はコチラを参照ください。
・トラックパッドでのタップ動作でのクリックに対応
Bootcamp上ではクリック(右クリック)がしづらい印象がありましたが、これにより改善。
・HFS+のサポート(読み込みのみ)
MacintoshでのファイルフォーマットであるHFSに対応しました。これによりいままではシェアウェアを導入しないと行けなかった、OS Xとのデータの同期がより簡単になります。依然として書き込みはOSX⇔NTFSで出来ないようで残念。
個人的にはこれが最もありがたいアップデートです。もちろんMacintoshで作成したパーティションもExplorerから確認可能。
・Apple Cinema Displayの拡張機能のサポート
Bootcampコントロールパネルより、電源ボタンの動作の変更、また精度コントロールの有無を切り替え可能。

・コマンドラインからMac OS Xを起動可能
コマンドラインユーティリティから、Windowsが稼働しているMacの起動ディスクの選択を管理者が変更可能。これまでのコントロールパネルにあったもののコマンドラインバージョンの模様です。

起動方法はコチラに掲載されています。

Snow LeopardのDVD(Bootcamp 3.0)でインストールされるドライバは以下のとおり。
Apple Bluetooth
Apple Keyboard Support
Apple Remote Driver
Apple Trackpad
Atheros 802.11 Wireless
ATI Graphics
Microsoft Windows 用 Boot Camp コントロールパネル
Boot Camp System Task Notification アイテム (System Tray)
Broadcom Wireless
Intel Chipset Software
Intel Integrated Graphics
iSight カメラ
Marvel Yukon Ethernet
nVidia Graphics
Cirrus Logic Audio
Realtek Audio
SigmaTel Audio
Microsoft Windows 用「起動ディスク」コントロールパネル
なお、現在RC版のWindows 7は未だインストールに公式には対応していません。インストールは全く問題問題なく終了する模様。私感では少しディスクからのインストール時間が長くなった印象がありましたが、インストール後の快適性には大満足。

BootcampでWindowsを使う事を前提でMacintoshを買う、というのは個人的にはどうなのかな?と思うのですが(苦笑)、ネィティブな速度のWindows環境が、マシンをわざわざ購入しなくても手に入るのは確かに大きな魅力です。影ながら自社製ではないOSまで操作性の改善に努めてくれるAppleには感謝感謝。
Leopardのインストールディスクでドライバをインストールした状態のままでBootcamp環境を維持されている方、大幅に改善されたドライバを一度お試しされては如何でしょうか

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